体内の様々な部位の水分比率はどのくらい?(前編)ーそもそも体内の水とは?

「人間の体の半分以上は水」…私たちの生命にとってなくてはならない大切な「水」に着目している当ブログ。
前回は、体に占める水の割合が年齢とともに変わる理由についてご紹介しました。

第3回となる今回は「そもそも体内の水って何?」という疑問にお答えしていきます。

小さくなって体の中を探検するような気分でお楽しみください。

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そもそも体内の水とは?

体の半分以上を担う大切な構成要素

今回は「そもそも体内の水って何?」という疑問に迫っていきます。その前に、前回・前々回の基礎知識についてちょっとおさらい。

人間の体は半分以上が水でできています。体内の水分の割合、つまり体水分率は、新生児の約75%に始まり、成人になると約60-65%、高齢者では約50-55%と、年齢を重ねるごとに減っていきます。

体水分率は、成長や老化を示すバロメーターであることや、水を多く含む「筋肉」・水をほとんど含まない「脂肪」が体水分率を左右するキーワードであることもご紹介してきました。

☆「体内の水の量」について前々回記事で詳しく特集しています。

体の半分以上、どころではない!人の生命を支える水の量について考える

☆「年齢による体水分率の変化」について前回記事で詳しく特集しています。

体内の水の割合は年齢とともに下がる!その理由とは?

血液だけではない!体を支える水

さまざまな形で体を満たす水

体の中の水、と言われても、どこに水があるのか、イメージがわかないという方も多いのではないでしょうか。

体の水分と考えて、真っ先に浮かんでくるのは血液かと思いますが、それだけではありません。

まずは、体内にどういった形で水が存在するのか考えていきましょう。

水を「体液」と読み替えて想像してみよう


体の中を想像するとき、例えば水道水的な水がたくさんあると考えると、少し違和感があるかもしれません。飲み水であったとしても、胃や腸を巡って排出されるイメージになりますよね。

しかし、水を「体液」と置き換えると、血液はもちろん、身体のいたるところにある液体としてイメージできるのではないでしょうか。

そのイメージからさらにミクロの世界へ想像を膨らませて、顕微鏡で見る細胞の世界を想像してみてください。

細胞の中身も細胞の外にも水が!


人間の体は約37兆個の細胞が集まってできています。
とてつもなく多い数字にびっくりしますね。

体には実にさまざまな細胞がありますが、その一つ一つは細胞内液という水分で満たされて膨らんでいます。

細胞1つ1つを満たすこの細胞内液は、体内の水の約2/3を占めていると言われています。体全体の各細胞の維持にそれだけの水が必要なんですね。

細胞って言われてもピンとこないな…という方は、お祭りの夜店でひしめき合った水風船を想像すると、意外とイメージがわくかもしれません。
(ちょっと冒険的な想像すぎますがお許しを…!)

では、残りの1/3は何でしょうか。
それは、細胞外液と呼ばれる物質です。

細胞外液は文字通り細胞の外にある液体のことで、主に2つの役割に分かれます。

(1) 細胞と細胞の間を満たす間質液
 …血液が運んできた酸素や栄養を細胞に橋渡しする大切な役割があります。

(さっきの例を引っ張ってくると、水風船と水風船の間にある水、と思うと良いかもしれません。もちろん水風船のように浮かんでいるというよりは、細胞全体が浸っているイメージです。)

(2) 血液を構成する液体部分の血漿(けっしょう)
 …血液のうち約55%を占めている水分のことです。血液が液体なのはこの血漿のおかげです。
  残りの物質は赤血球・白血球・血小板等があります。
  (赤血球によって血液は赤く見えています。)

体内の水分はどんなかたちで存在するの?

成人男性(体水分率60%・体重70kg)を例に


体内の水・体液の種類を色々書いてきましたが、改めてまとめると上記のようになります。
今回は、わかりやすいよう、成人男性(体水分率60%・体重70kg)を例にしています。

(水は1kg = 1Lなので、そのままリットル換算できます。)

こう考えると、細胞内液は28kgもあって、体の水といえば思い浮かぶ血液(5.6kg)の8倍もあるのがちょっと意外ですね。

一つ一つは見えない程小さい細胞を満たす細胞内液が約37兆個分も集まるとこんなに重くなるのも、感慨深いほどのスケールを感じます。

役割分担で命を支える水

まさに「体は水でできている」


今回は、体内にどのようなかたちで水が存在するのかについてお話しました。

ちょっと生物の勉強に足を突っ込んだかたちにはなりましたが、

・水は細胞をかたちづくり体を構成する

・水は酸素や栄養を運び生命維持を支える

この大切な2つがよくわかったのではないでしょうか。

次回は今回のお話を踏まえて、
「体内の様々な部位の水分比率はどのくらい?(後編)ー水の多い器官はどれだ?」

このテーマで、体と水の大切な関係に迫りたいと思います。

次回もぜひ楽しみにご覧くださいね。